コラム

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ブルースト効果

皆さんはふと懐かしい香りがしてそれにまつわる昔の出来事を思い出す事はありませんか? 香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を『プルースト効果』と呼びます。プルースト、とはフランスの作家のマルセル・プルーストのことで、その半生をかけて執筆した大作『失われた時を求めて』の中で、語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに、幼少期の家族の思い出が蘇る事から香りによって記憶等が蘇る事を『プルースト効果』と呼ぶようになった様です。                           香りで記憶がフラッシュバックする事は私たちの日常においてもよくある出来事だと思います。
お寺に行くと特別な気持ちになりませんか?
荘厳な雰囲気の中にもなぜかホッとする、気持ちが落ち着くと感じられることはないでしょうか。
教会では捧げものと祈りが神に上っていくよう、敬意をこめて香を焚きます。
お茶席ではお香を焚いて茶室を清め、心を落ち着かせる役割を担っています。
また、森林へ行くと深呼吸したくなり、すがすがしい気持ちにもなりますね。
火も使わずに手軽に楽しめるアロマディフューザーなどを使えば、あなただけの空間演出が可能です。
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